博士の奇妙な思春期 ★★★☆☆+
- 作者: 斎藤環
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2003/02/01
- メディア: 単行本
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・家族内の三つのタブー、「性・死・金」は、それらがリアルだから。家族の他者性を際立たせる。(=父の死を欲望させる)
・母親にベッドの下を整理されることは「欲望を知っていると想定される者」という位置に母を置くことになり、息子は従属を強いられる。
・父の死は享楽(快楽や恐怖)の源泉
・金、家計は父の力であり、父の死を願う欲望を生んでしまう?