沖方式ストーリー創作塾 ★★★☆☆
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2005/06/02
- メディア: 単行本
- 購入: 7人 クリック: 82回
- この商品を含むブログ (103件) を見る
先回りして否定する。「信じられないかもしれないけど――」
・リアリティがない。
「絶対にしてはいけないこと、普通はやらないこと、誰でもやること」
「可能であれば誰もがやること、可能であっても誰もやらないこと、可能であること自体誰も考えないこと」
「絶対に起こらないこと、普段は起こらない珍しいこと、いつものこと」
のように、三種の基準を設ける。
・意外性がない→ミスリードさせる
引っかかりやすい間違いを用意しておく。
ある話題に次に別の話題を持ってきて、ごっちゃにさせる。
絶対に分からないことを、もう少しで分かるんじゃないかと思わせる。
簡単に分かる答えを、複雑な問題でもって難解に思わせる。
「これは絶対に起こらないだろう」と思わせておいて、起こしてしまう。
・面白みがない
既存のネタを組み合わせる。
過剰にする(沖田総司)。人物、行為、現象、数、描写
不足させる(七人の侍)。人物、文章、数、物語
逆転させる(混ぜろよ安心!)
・感情移入できない
四苦八苦(生、死、病、老、愛する者と別れること、憎む者と会うこと、求めるものが得られないこと、感情)
・文章が下手
リズム